台湾でのランチ備忘録です。
色々忙しい割には近場に旅行に行ったりしています。去年の暮に行った台湾の備忘録を書いておきます。
好きなので何度も行ってて、たいてい行くのは台北市内なんですが、ちょっとだけ郊外に行ってみたりしてみたいお年頃というかなんというか、たしかに台北市内でも面白いものはたくさんあるんですけど、すこしだけ電車に乗ってみたかったんです。
ちなみに、今回始めて桃園国際空港からMRT桃園空港線を使って台北駅まで行ってみました。このMRT桃園空港線は、開通が2017年3月なので今回はこれが初めての経験です。
上の路線図が2017年に開通したものです。それまではバスで台北の市街地まで行くしかなかったのです。
そして、それ以外にもローカル線に乗って旅行してみたかったので今回実践してみました。
今回は、台北の駅から瑞芳(ルイファン)という駅まで區間車で1時間以上揺られていくことにしました。
上の写真は台北車站の改札です。MRTはよく乗っていたんですが、この改札から先の電車は乗ったことがなかったので少しワクワクしながら撮りました。
自動改札だし、改札の雰囲気なんか日本とあまり変わりませんね。構内に日本でもおなじみのコンビニであるセブンイレブンも見えます。
ちなみに台北駅から瑞芳駅まで行く電車は以下のものが有ります。
1.區間車(普通)49台湾ドル
2.莒光号(急行)59台湾ドル
3.自強号(特急)76台湾ドル
4.普悠瑪(プユマ号:自強号とおなじ特急)76台湾ドル
5.太魯閣(タロコ号:自強号とおなじ特急)76台湾ドル
簡単に説明しますと、1の普通車は各駅停車です。それ以外(2、3、4、5)は途中の駅を幾つか飛ばしていって遠くの目的地に早くつくための特別な料金を払う必要がある特別急行車両となります。
個人的に悠遊卡(ヨーヨーカー:日本のSUICAみたいなの)を持っていますので、これにお金をチャージして區間車に乗ります。
莒光号や自強号は特別な切符を買う必要があり、今回はよくわからなかったので區間車で現地まで行くことにしました。
(特急などに乗るのは次回の課題としてたのしみにとっておきます)
地図で見ると台北市から結構遠いんですけど、一時間くらいあればつくかもしれないです。
拝借した路線図に矢印を入れてみました。
11駅目ですね。おもったより遠くはないです。
區間車の電車は途中の駅で結構止まってたりするのでそれ入れると一時間くらいでしょうか。もちろん特急だともっと早いはず。
瑞芳駅につきました。
駅に着く前からわかってたんですけど、この日はかなりの土砂降りでした。
ほんとは車窓からの景色を撮影したりしたかったんですけど、あまりにも降りすぎていたので公開できる写真がほとんど無いです。
ここでお昼を食べる予定でいたんですけど、道路にひしめいている屋台を見て回ったんですが予想以上の土砂降りで、食べる気にはなれませんでした。
こまったこまったと思っているうちに見つけたのがここ。「瑞芳美食廣場」です。
やった、ここなら雨に濡れないかも!
建屋があって、食堂のようになっています。
食堂と言ってもいろんな店が入っているフードコートのようなところですね。感じとしてはプチ夜市といってもいいかも。ほんとにプチなんですけど。
建物から入り口に入って、いきなり胡椒餅を売っているお店があります。
若い人も働いていて活気があるしなかなかおもしろいところです。
お惣菜を売ってる店だと思うんですけど、こういうところ結構多いですね。いまいち何を選んだらいいかわからないし何なのかよくわからないものがあります。地元の人なら美味しいものはどれかすぐわかるんでしょうけど。
さて、建屋の一番奥で「紅焼牛肉麺」というお店を見つけました。
ここはラーメンぽい物を出すお店です。
「湯麺類」っていうのはおつゆの入ったラーメンぽいもので、「乾麺類」っていうのは汁なし麺ですね。感覚としては汁なし担々麺の坦々じゃない感じのものが出てきます。
いちおうメニューに書いてあるものと、そこに添えられている日本語をチェックしてみましょう。
牛三拼麺(三種類の欲張り牛肉メン)
半筋半肉麺(2種類の食通牛肉メン)
牛筋麺(牛スジメン)
よくわからないんですけど、
牛三拼麺の3種類っていうのは牛肉と、牛すじと、たぶん牛の胃だと思うんですけど内臓の何かで3種類かと思われます。
食べてないからよくわかりません。
半筋半肉麺というのは、牛すじと牛肉が両方入っている麺で、これたぶん台湾でも人気の種類の麺類です。
牛筋麺というのは牛すじばっかりが入っている麺です。
ということで、雨に濡れて少し寒かったので、温まるために乾麺はすっとばして、上の「湯麺類」メニューの中から選択することにしました。台湾だと「半筋半肉麺」あたりが結構人気だと思うんですけど、今回は牛すじだけが入っているものをチョイスしてみました。
来たものはこんな感じです。
麺はおもったよりも平らなのでもううどんみたいな感じです。その雰囲気そのままに食べてもだいぶうどんぽい。いちおうそれなりにコシがあるのでこのへんはハズレはないです。
スープはこれこそが「牛骨スープ」って言うほどクセのあるものなので、慣れない人にはだいぶ困った感じになってしまうかもしれません。それでも後味はスッキリしているので全体として美味しいスープです。
牛すじはこんな感じでした。こういったものがいくつか載せられています。
こりこりとした歯ざわりがじつに格別です。
ですが、少しは普通の肉も欲しくなるかもしれません。なるほど、こればっかりだと飽きてしまうので、半筋半肉あたりにすると飽きずに食べられるかもしれませんね。それにも飽き足らずにもっと種類が食べたくなったら牛三拼麺にグレードアップするわけですね。
これ結構美味しかったので、次回の台湾旅行があるとすれば「半筋半肉麺」あたり調べてみて食べられたらいいかなと目標を立てておきます。
牛筋麺(大) 180台湾ドル
紅焼牛肉麺(瑞芳美食廣場内)
No. 2, Lane 35, Minsheng Street, Ruifang District, New Taipei City, 台湾 224