今日はバンコクのランチのおはなし。
このブログは基本的に近所の定食屋などに出向いて自分のお昼ご飯を適当にレポートするブログなんですが、ときたま諸外国昼めし放浪記みたいなのも兼ねていたりします。
たいてい地元のひとはそんな諸外国の記事なんか興味ないと思いますのでフィクションかもわからない読み物の一つとして楽しんでもらっているか、だいたいみんなは読み飛ばしていると思うんですけど、というか、いつもの記事もたいてい読み飛ばされることを想定して構成しているので、どちらかというと現にこの文章を読んでいる人は超暇人か完全変態の部類に入る人種と思っています、そうあなたです。ブログで長文読むのは一般的な感覚のひとでは結構きついと思いますので。
ということで始めますが、今日は諸外国放浪記の方ですので読み飛ばしていいやつです。ちなみにグーグル検索で目的もって来てる人にはそういう人向け構成になってはいます。
ということで、行ったのはタイのバンコクです。
なにげに去年も行っています。
去年の記事はこのへんからどうぞ。
去年の記事は完全に食べたものばっかりレポートしていたので今年はもう少し観光っぽい内容も付加していきたいところですがどうなることやら。
ということで、まず行ってきたのが、バンコクでもとても人気のある
チャトチャックウィークエンドマーケットです。
ここすごい。
土日しかやってないけど。
何がすごいかというと、
世界最大の市場と、ウィキペディアにいちおう載っていますのでとてもすごい市場となっています。
とにかく規模が大きい。どんなに歩いていっても終りが見えないくらいです。
マップを見るとこんな感じになっているんですが、縮小すると小さすぎてよくわかりませんね。
27セクションにわけられた
15000のショップがあって、
一日に20万人以上が訪れるようです。敷地面積は
1.13平方キロメートル。
こう言われてもよくわからないのでお台場で毎年2回やっているコミックマーケットと比較してみましょう。
ちょっと前のC89の会場案内図です。
年二回開催されるコミケは
ブースは35000以上あって、来場者数は3日で55万人くらいですから、
1日に換算して20万人以下程度の来場者があると考えられます。敷地面積はなんと
0.27平方キロメートル。
出店としてはコミケのほうが多く、一日の来場者としてはチャトチャックウィークエンドマーケットのほうが多そうです。
開催の面積でくらべるとコミケの人口密度はすごいですね。狭いところに20万人も来るのは狂気の沙汰とも言えるでしょう。
しかし、敷地面積は広いとはいえ、毎週土日にそれぞれ20万人以上も集めちゃうチャトチャックウィークエンドマーケットすごいです。
人数の指標で行けば
毎週コミケやってるくらいの集客なのでどれだけ人がたくさん来るかおわかりかと思います。
流石に世界最大は規模が違う。
さて、マーケットの中に入ってみましょう。
入り口はいくつかありますが、ここはGATE2です。
ちなみに上の写真は、下の地図の矢印の方向から撮影したもの。
この敷地内だけでなく、手前に公園があるんですが、公園前の歩道にも出店しているお店がたくさんあって、マーケット周りにもひとがたくさんわんさかしています。
中に入ってみましょう。
もうなんだか無茶苦茶ひとがいます。
写真探したら人ばっかり撮影してて、お店の写真があんまりなかったのですが、もし、どんなものが販売されているのか知りたい場合は
バンコクナビがおすすめですのでそちらで確認してみてください。
すごいお店多いのでここだけで一日過ごせます。
と、いろいろ見ている間になんか暑かったんでここで止まってしまいました。洋服や雑貨とかよりも食べ物の写真ならいっぱい出てくる。
看板には日本語で「ココナッツアイスクリーム」と書いてありますね。日本のTV番組で紹介されているものらしくて日本人のひとがわんさかたむろっている。
値段は、50バーツ(170円くらい)か。よしよし。
ココナッツの実を容器にしてそこにココナッツのゼリーそして、アイスクリームが入れられています。
上に乗せてあるピーナッツともろこしはトッピングで自分で載せられます。
もろこし面白かったので載せてみたけど結構合うかもしれない。
途中から雨が降ってきたんですが、このように傘が引っ掛けられている通りなどがあって面白かったです。
てるてる坊主もげんなりして見えて活躍虚しく少し残念ですけどある意味インスタ映えする写真が撮影できてよかったです。
ということで、いろいろ歩いているとお腹が空いてくるのでなにか食べることにしましょう。
マーケットの外側のところに結構ご飯を提供する店舗がたくさんありますので、お腹が空いたらそっちの方に行ってみましょう。
ちなみにぼくが行ったのはGATE3付近にあるお店「JOY 101」です。
人がいっぱいいますから、ご飯屋さんも大量にあって迷ってしまいますね。たいていはタイ料理なんですけれども。
お店に近づくとお店のおばちゃんに促されて席に着席しました。
メニューを出してもらえたのでそれを見ることにします。流石にここでは日本語のメニューはなかった。
メニューにはタイ語の他に英語しか書いてませんから、つまり、日本語がないってことは英語を読まなくてはなりません。ここで問題になってくるのは英語力というよりも、むしろ、日本語を英語に変換する能力です。
どういうことかというと、
11番に「ปูผัดผงกะหรี่
flied crub with yellow curry」とありますが、これは
プーパッポンカレーのことで、日本語のガイドブックでいくらプーパッポンカレーというものを覚えてこれ食べようと思ってもプーパッポンカレーという単語はタイ語で書かれているので日本人は読めないってことです。
もちろんここでは「プーパッポンカレー」って発音すれば注文できると思いますが、メニューを読むときはあらかじめ英語に変換したものを覚えておかないとわからない。プーパッポンカレーを英語に変換できていて、flied crub with yellow curryという単語をいかに知っているかってことが必要になる場面がある。
あと、14番に「กระเพราหมูสับ
fried pork with chili basil」とありますが、これは
ガパオライスのことなんですけども、ガパオライスっていうのは日本での通名で多分発音は「ガパオ・ムーサップ」って言うと思います。ガパオライスって発音しても注文できない。
fried pork with chili basilがガパオライスであることが認識できること、あるいは、ガパオライスがガパオ・ムーサップという名前であることまで理解して初めてガパオライスが注文できます。
さらに、みんなが知っている
目玉焼きが乗っているガパオライスを注文したい場合、目玉焼き(カイダーオ)という単語を付加して「
ガパオ・ムーサップ・カイダーオ」というふうに言わないと理解してもらえない。
裏にはサラダなどがありました。
40番は「ยำวุ้นเส้น glass noodle spicy salad」で
ヤムウンセンだとは思うんですけど、つまり春雨のサラダだと思います。こういうのが並んでいました。
半分より右側の方に papaya salad って書いてあるのがたくさんあるんですけど、たぶん
ソムタムかなんかのサラダ系だとは思います。サラダ好きな人にはこのへんもいいかもしれない。
さていろいろあったわけですが、ここでは大抵みんなが頼みそうなものから行ってみることにしました。
メニューでもひときわ大きく印刷されている「パッタイ(ผัดไทย)」です。
これはわかりやすいですね。
ちなみに70バーツのものと80バーツのものがありましたが、どうやら70バーツのものがチキンを使ったもの、80バーツのものがシーフードを使ったもののようでした。
よくわからなかったので70バーツのものにしたらチキンが来た。
あとはでかいメニューのトムヤムにしよう、とも思ったのですが、写真トムヤンクン隣のものにしてみました。
「ข้าวเหนียวมะม่วง mango sticky rice」とありますが、カオニャオ・マムアンです。
これは追って説明しますね。
さてやってきたパッタイはこれでした。
ライスヌードルを炒めたものがパッタイですが、麺は平打ですね。
平打というかどういうふうに麺を作ってるのかわかんないんで打つとかいうのか合ってるかよくわからないんですけど、色が特徴的で面白いです。
パッタイというとビーフンを炒めたようなものを想像する人もいるかも知れませんが、細くて弱そうなやつじゃなくて、太くて頑丈な麺がとても良いです。
付け合せというか、薬味というか、なんだかいっぱいあります。
奥からナッツのいろんなやつ、砂糖に、唐辛子っぽモノ、そして、ライムかな。
パッタイって砂糖入れるんだよね。実際にちょっとだけ砂糖入れてみたけど、慣れていないせいか良さがよくわからなかったので辛いやつとナッツ類を入れて食べました。
具材とこの鶏肉の味付けもとてもいいですね。
ボリュームも結構あるし、なんだかここのパッタイ気に入ってしまった。
さてつぎはお待ちかね?のカオニャオ・マムアンです。
カオニャオ・マムアンというのはマンゴーともち米をたいたものが同じ皿の上に載っていて、そこにココナッツミルクがかけられたものです。
どう考えても甘いのでおやつですねこれは。
花が乗っているのが可愛い。
マンゴーにたっぷりとココナッツミルクがかけられているではありませんか。
これ甘くてうまい、というかうれしい。
どれくらい嬉しいかというと、いちごに練乳がかけられてる感じです。
もちろんいちごはいちごだけで食べても甘酸っぱくて美味しいんだけど、練乳をかけた途端に更に美味しくなっちゃって、嬉しくなっちゃいますよね。ああいう嬉しい感じです。
しかも新鮮なマンゴーが左右合計ひとつ分?くらいあります。たくさんあって食べごたえもあり、デザートとして最適です。
もち米が美味しく炊きあがっています。
お赤飯位美味しい状態で、ここにピーナッツが載せられて、これと一緒にポリポリ食べると結構美味しい。
大抵の日本人にとってはご飯がデザートってどういうこと?って気分になるような料理ですが、お米の使い方が得意なタイの人にとってこういうの普通かもしれません。パッタイもお米から出来てるし、このように甘くしても美味しくまとめることができる。
ほとんど炊いたままの白米しか食べない日本人にくらべて、タイ人によるお米の扱い方は数段上だと思いますね。
タイに来たらこのように既成概念にとらわれず、いろんなお米料理を堪能するのもタイ旅行の醍醐味かもしれません。
マンゴーは切れ込みがきちんとしているのでスプーンでサクッと食べられて美味しいです。
やっぱり新鮮の本場マンゴーですから美味しさも抜群ですね。マンゴー単体で食べようとしたらなんかあんまり見つけることができなくて、スーパーに売ってるやつとかしか発見できなかった。料理で出てくるとこのように便利だったのでとてもよかったです。
とにかくマンゴー食べれてよかった。
お会計はこんな感じでした。
料理以外に飲み物などなどを注文しても230バーツで800円くらいかな?
こんなに美味しくてしかもデザートまで食べてこのお値段は安い安い。
パッタイ(ผัดไทย) 70タイバーツ
カオニャオ・マムアン(ข้าวเหนียวมะม่วง) 100タイバーツ
JOY 101
チャトチャック ウイークエンドマーケット内
Jatujak Weekend Market ตลาดสวนจตุจักร
Section 4 Soi 52