今回も
韓国は
ソウルのお昼ご飯です。
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タッカンマリ 明洞タッカンマリ始祖店 /
チーズタッカルビ ユガネ 明洞駅店
数年前に
孤独のグルメでゴローさんが台湾に出張しましたね。
その放送のときぼくは、台湾に観光旅行に行こうと成田空港付近のホテルに前日から前乗りしていて、ホテルのテレビで放送しているのを見て急遽
ゴローさんが訪れたお店に行ったりもしました。
今回は、そんな突拍子もない感じじゃなくて、それなりに調べて
ソウルのお店に行ってきたんですけれども、それなりにゆるいかんじでレポートしていきたいと思います。
ちなみに、孤独のグルメ Season7 のソウル編の予告動画は上のやつです。
うおー、やっぱり五郎さんすごくうまそうに食べるなあ!
しかも、
ここは天国か?いやいや、韓国だ!
っていうフレーズいいよね。
天国、いや、韓国の食べ物は何でも美味しいんですよ!
とは言ったものの、ここ(
チョンジョムスップルカルビ:
終点炭火カルビ)行くのけっこう大変なんですよ。
ドラマで利用するお店の判断はスタッフが吟味して選択するので、繁華街の店舗がどうとかお構いなしに美味しい店舗が選ばれるようですから、アクセスのいい店ばかりが選択されるとは限りません。
なので、いくら大都市ソウルに店舗があるとしても、リーチするのにちょっとだけ苦労したりします。
地元の人ならまだしも、観光客、特に外国人が行こうとするなら尚更ね。
おすすめなのが地下鉄なんですけど、そのあたりから説明しますね。
明洞駅またはソウル駅あたりから
もし明洞あたりのホテルに宿泊していて、そこからお店まで行く場合、
地下鉄(MRT)だと
明洞駅(명동역:ミョンドン)から4号線で
二村駅(이촌역:イチョン)まで行って、京義・中央線に乗り換え、
漢南駅(한남역:ハンナム)で下車し、そこから歩いて10分位でつくかもしれません。
ソウル駅から行く場合でも、同様にMRT4号線を利用して
二村駅(이촌역:イチョン)でのりかえればいけるとおもいます。
景福宮あたりから
景福宮(キョンボックン)とか昌徳宮(チャンドックン)、あとは宗廟(チョンミョ)などの世界遺産観光をしたあとにどうしても行きたい場合は、
景福宮駅、あるいは
安国駅(アングク)のある3号線を使って
玉水駅(オッス)まで行って乗り換えて京義・中央線で
漢南駅(한남역:ハンナム)で下車する感じですかね。
カロスキルあたりから
同様に、おしゃれ街の
カロスキルの最寄り駅である
狎鴎亭駅(アックジョン)とか、
新沙駅(シンサ)から行こうとする場合も3号線から
玉水駅(옥수역:オッス)で乗り換えるのが早そうです。
この路線図に書かれている
梨泰院(イテウォン)あたりから行きたい場合はちょっと別なんでこのあとの説明を御覧ください。
弘大あたりから行きたい人は京義・中央線で一本だと思うのでここでは特筆しません。
ということで、ここまで書いてあれなんですけど、僕の
個人的なおすすめは
路線バスです。
かなり玄人向けではありますが、この辺理解している人には、思ってる以上に便利。
いやでも、たいてい日本の路線バスでも、初めて乗ったバスだとどこで降りたらいいかわからないわけなんですが、これを外国でやってみようというチャレンジャーな人向けです。
路線バスの番号は421番です。
地図を埋込しようと思ったんですがうまく表示されないので、あんまり良い方法じゃないですけど某地図のスクショで説明するとこんな感じです。
今回はこの距離をバスに乗ってお店まで行きました。
というも、僕はこの前に梨花洞壁画村に行ってたので
恵化駅(혜화:へファ)から乗車して4号線を南に進んで
東大門歴史文化公園駅(동대문역사문화공원:トンデムン・ヨッサムンファゴンウォン)で下車したところです。
4号線からこのままMRTを乗り継いでお店まで行っても良かったんですが、乗り換え回数がかなり多いのでやめてしまいました。バスならずっと乗ったままだもんね。
写真に撮影したのは、僕が乗車した421番の路線バスの停車バス路線図です。
これは
明洞駅も
ソウル駅も通るし、その前には
東大門歴史文化公園駅にも止まるので何かと便利な気がします。
東大門歴史文化公園駅の近くのバス停は「광희문.광희동사거리 방향」っていうんですけど、この写真だと右下の半円の始まるところに書いてあるやつなんですが、どうにもこうにも読めませんよね。
その後に通過する明洞駅のすぐ前にあるバス停は「명동역.퇴계로2가」そして、ソウル駅のバスターミナルは「서울역버스환승센터」って書いてあります。このあたりからお店に行こうとする人もバスに乗るのがおすすめ。
あと、さきほど梨泰院(イテウォン)から行く場合のおすすめについて記述しましたが、梨泰院駅付近の「해밀턴호텔.이태원역4번출구」のバス停から乗車するとかなり近いです。だいぶすぐつくかも。
この写真はバスに乗ってまさに目的地に向かっている時の写真なんですけれども、このバスは電光掲示板があって次の目的地の名前を表示したりしていました。英語の表記もある。
しかしバスの個体によってはこの掲示板すらなくて、車内放送に頼るしかなかったりするので、その場合路線バス移動の敷居はかなり高くなります。
外国語の音声で判断して、下車するバス停を認識するのはだいぶ至難の業。
ちなみに、下車するバス停の名前は「보광동주민센터」なんですが、ここまでのところ理解してないと降りられないので、この辺わかりそうにない人にはおすすめできません。
もちろんグーグルマップを駆使してたどり着ける人とかこなれている人はちゃんと着けると思いますのでそういったことに自身のある人もかなり安易にたどり着ける方法です。
つまり、
アーユーレディー??
スリリングな旅をご所望なら路線バスですよ。
しかし、僕はあなたが路線バスに乗ることを止めませんが、だからといって乗り過ごしたり、間違えてとんでもない方面に行っちゃっても責任取れませんから自分でなんとかしてください。
さて、写真撮り忘れたのでグーグルストリートビューなんですけど、上のバス停で下車したあとはその先に見えるセブンイレブンを目指していきます。
すごい交通量が多い交差点ですが、信号がちゃんと機能しているのかよくわからない交差点なので注意しながら横断ください。画面では左奥の道のへ進む。
ちなみに、韓国のドライバーは日本と違って完全に信号無視するから気をつけてください。
交差点を過ぎて少し進んでいくとあったあった、これこのお店、ドラマで見たやつそのままじゃん!!という店構えの建物を見つけました。
お店にかなり接近すると、店頭にこのような看板があります。
どうみても孤独のグルメのゴローさんが食いまくってる写真です。
さてこのあとすぐにバレるんですけど、僕はすごい変な時間にここにやってきました。というのも、すでに韓国でも有名な店舗になっているので、ちゃんとしたお昼時間なんかに来店すると一人で食事ができないんじゃないかと思ったからです。
すごい時間ずらしていった。
店舗に入って一人ですって言うと、一番手前の席に案内されました。たぶんゴローさんが座った同じ席だと思う。
このようにコンロの穴のある席に案内されるわけですが、テーブルに案内されるなりなにやらお店の人は入り口から外に行ってしまって、しばらく帰ってきませんでした。
その後、帰ってきたかと思うと大量の「炭」を持って帰ってくるじゃありませんか。
どうやらここはガスでお肉を焼くのではなくて、炭でお肉を焼くスタイルのようです。
ということで、僕がここで注文したのは「
チャドルバギ」です。
前回説明したとおり、こういうお店は二人分から注文しなくちゃいけないんですので、一人だと結構多めのお肉を頼まなくてはなりません。ゴローさんは
デジカルビと
チャドルバギを一人前ずつ注文していました。
でもじつに日本の焼き肉の2人前なんてペロッと食べられちゃう量ですけれども、韓国の2人前はそれよりもだいぶ多いと思いますが、思ったほどおそるるに足りません。
で、カルビなどのオーソドックスな肉を注文するのも良かったんですが、今回僕は「
チャドルバギ」を二人分注文することにしました。というのも、日本にはない「チャドルバギ」を食べてみたかったというのがあるからです。
チャドルバギとは、牛肉のうち、あばらの部分のお肉で、脂身がかなりあるため、薄切りにして提供されるというのが一般的のようです。
つまり、脂身たっぷりの美味しいお肉ということです。
ゴローさんが「
こいつを頼んで大正解だ」
って言っていたあれです。ほんとに頼んで大正解。
さて、注文後にここで壁の方を撮影してみると、テレビと、レジと、ゴローさんの写真と、掛け時計がありますね。
書いたりはしませんが、写真ではこんな時間に行ったわけです。
ちょっと拡大すると、ゴローさんの写真以外に久住さんのサイン色紙もありますね。すごいなー。
最後はゴローさんとお店の人との写真のアップです。
このあと、僕の焼き肉を焼いてくれたのは左のお兄さんとなります。もちろん、放送では役者さんがこのお兄さんの役をやっているので放送映像とは別の人です。
お兄さんはバンバンといろんなおかずを持ってきてくれました。
そうです、これが「おかずの群れ」。
左上から時計回りに、漬物っぽいものと、小さいじゃがいもを皮ごと煮たもの、空芯菜っぽいもののを煮たものと、ニラのキムチ、甘めの味噌、そして、もやしのナムルかな。
ゴローさんが食べていたリンゴのサラダが中央上の方にあります。左のおかずはわらびのナムルで、一番手前は見てもおわかりの通り白菜キムチです。
キムチマジでうまいんだよね。
ゴローさんが食べていたものよりも種類が少ないですが、季節的に出せるものが変わってくるような気もしますのでこんなもんじゃないかと思います。
さて、ここで出てくるのが韓国焼き肉では外せない「サンチュ」と「エゴマの葉」でしょう。
ゴローさんは完全に無視していたんですが、今日はこれらも使って食べてみましょう。
さてチャドルバギがやってきました。
写真左上の皿の上にあるやつと、真ん中のコンロの上にある量を合計して二人前。ひとりでも結構食べられそうでしょ。これこのお肉独り占めってことでかなりテンションが上がる。
とにかく、自分で肉を並べなくてもお兄さんが次々に真ん中のコンロに肉を並べていってくれる。これ、店内に僕一人しかいないからいろいろ面倒見てくれる感じになっております。
お兄さんこんな感じにガンガン焼いてくれます!
日本の焼き肉と格段に違うのが、こうやってお店の人が丹念に焼いてくれるってところですね。
良い焼き加減を執行してくれるのでとても美味しい状態のお肉をとても美味しいタイミングで食べることができます。
ほら程よい焼き加減でおいしそうです。薄いので焼けてるか焼けてないか不安でもなく、だからといって過剰に焦げついてはいないからきちんとよい程度に焼かれているやつです。
いやー、これすごくおいしいんですよ。
焼けてる焼けてる!
焼いたらコンロの端っこの方に寄せてくれるので、焼き上げ完了の合図と取らせていただいて端からどんどん口の中に運ぶ作業を開始します。
まずは、ごま油に塩が加えられたタレ?でいただきます。
くそー、これうますぎる。
肉に塩コショウのような味付けがしてあるのと同時に、このごま油最高じゃないですか。これレバ刺しスタイルを焼き肉としていただく新感覚で、ものすごく美味しい感じがします。なんで日本にコレないんだろう。チャドルバギあったらすぐ注文したい。
二人分あるうち半分の一人分はこの塩ごま油でいただきました。美味しかったなー。
さて、あとはせっかくエゴマの葉とサンチュがあるので、これをふんだんに使って食べてみようと思いました。
サンチュの上にお肉を載せて、先程のリンゴのサラダや味噌を載せてみたのがこのようなものです。カスタマイズ感が満載です。
りんごが入ってくるとシャキッとしてておもしろい味になります。
この写真はお肉の上にキムチ載せてますよね。こういうの好きな人は好きだと思う。このキムチがほんとにうまい(二回目)
サンチュのうえにお肉を載せ、もやしナムルと味噌、あとはガーリック片をガッツリ載せて食べてみました。ガーリック乗せるの最強です。
エゴマの葉をつかったものはこちら。
思ったよりはさっぱりしているけど、たぶん日本人の口には合わないかもしれない。サンチュのほうがしっくり来るかもしれないね。というか、サンチュの上にエゴマの葉を載せて食べるっていうのが本当の使い方なの??日本人ホンバノヤキニクノコトヨクワカラナイデス!
焼いた玉ねぎとか載せてみたけどこのあたりは日本の焼き肉と同じ感じなんだけれども。
いやーうまかった。
食べるのに集中して気が付かなかったんですが、チャドルバギ二人前もの量を焼き終わったお兄さんは、店内の奥の方でスマホをいじっていました。
すいません、こんな時間たぶん休憩とかに当てるような時間ですよね。
無口でもしゃもしゃとチャドルバギ2人前を食いまくって写真撮りまくってる変な日本人がお世話になりました。
多分僕みたいな変な人たくさん来ると思いますが、適当にやってほしいところです。日本人はみんなきっとそれでも喜びますからね。
というか、つまりこのブログ読んでるオマエラのことなんですけど、まあせっかく行ったならいろいろ注文したり言ってみましょう。いいお兄さんだから要望にはあるていど答えてくれるかもしれないです。
チャドルバギ(トモバラ肉 차돌박이) 2人分 36000ウォン
(1人分 200g 18,000ウォン)
チョンジョムスップルカルビ
終点炭火カルビ
종점숯불갈비
서울특별시 용산구 보광동 장문로 112