牛すじカレー 中町蔵シック館SABO(松本カリーラリー28)
2019/04/20
4月になってますが、3月までに終わったカリーラリー記事の「蔵出し」をします。
ということで、蔵出しカレーだーっ!
なんて威勢の良い感じで今日も書いていきます。
と思って書き始めたんですけど、ここは実際に「蔵」でした。
松本の中町通りっていうめちゃくちゃオシャレな通りにある施設に「蔵シック館」という建物があるんですけど、これはほんとうの造り酒屋の蔵を移設した施設で、現在ではレンタルスペースの空間があったり、イベントを行う施設として商工会議所などが運営している建物だったりします。
そのとなりに併設されている喫茶の建物が「中町蔵シック館SABO」だったりします。
ケーキセット800円です。
これこれ。こういうところではこういうの食べたいよね。
中町って結構オシャレなお店が多いからいろいろ歩き回るとちょっと休みたくなって、こういうお店に入るんだけど、オーソドックスなケーキセットでもあると安心して休憩ができるってものです。
ちなみに右下の牛スジカレーが今回のカリーラリーの獲物だったりします。
メニューの裏側はこんな感じ。
なんとも、和風なお茶メニューも存在しました。
抹茶と和菓子セットで580円とか安すぎじゃない??こんなもんかな。
ケーキセットとおんなじ値段でも行けそうな気がするけど、これは格安で格別なサービスだよね。
和菓子よりも羊羹のセットのほうが個人的には好きなんだけど、これだけレパートリーあれば中町散策の休憩にここ寄るのはマストな感じはしてきます。
真ん中にあるのは先ほどと同じ、メニュー表面にもあった牛スジカレーですよ。主張は激しいほうが期待は膨らみます。12食限定っていうのがにくい演出です。
ということで、どう考えても、カリーラリー参加の牛スジカレーでファイナルアンサー。店主に確認したらちゃんと12食に収まっていたのでありました。
注文後からカレーが手元にやってくるまでの時間はしばらく暇ですから、店内を散策してみましょう。
建物に合わせたレトロな感じのテーブルと椅子がとてもおしゃれですよね。
聞くところによりますと建物を構成している柱はもともと別の建物に使われていたものと思われ、組み直して現在の建物を構築していると思われます。
僕あんまり詳しくないんでよくわかんないんですけど、無駄に木組みの跡が見えるところを見るとそんな感じがしています。
中庭の景色がとてもいいですね。ここ行けないのかな。
よくわかんないけど、景色として楽しんだので現場潜入捜査はしませんでした。
そんなこんなで店内を無駄にフラフラしてかなり不審者ぶりを発揮していたんですが、テーブルにこのようなものが提供されていました。
りんごのスライスをいただきました。
いいっすねー。調理に時間がかかったとしてもこんなのが頂けるならいつまでも待つことができそうです。県外などからの観光客の方はびっくりするかも?長野県ぽいおもてなしです。
そしてしばらくしてやってきたカレーはこんな感じでした。
おっしゃれだなー。
御飯の上にはクコの実や松の実、あとはかぼちゃの種などほかにもいろいろ思ったほどコスト高な物が載ってますね。
これ多分こだわりなんじゃないかな。
ルーも牛すじの存在感満載でとてもよろしい。丸いのは豆っぽいやつかな。このルーたべやすくて、ぺろっと行けるんで、喫茶店でカレーなんて重いわーなんて思ってる人はすこし意識が変わるかもね。これすごくいいわ。
キャベツが載ってるんですけれども、これはどちらかというとコールスローサラダを意識しているものと思われます。
さすがにコールスローサラダよりかはさっぱりしていて、しかもカレーにマッチしている状態なんですけれども、違和感なくマッチングしているのがとてもいいです。
サラダのセットを出してくる喫茶店も多いかと思いますが、こういったワンプレートになっているサラダっぽいおもてなしも結構楽しいものです。
この見た目「盛り上がり感」からしても意表をついてる感じがする。
最後にコーヒーをいただきましたが、これはカリーラリーの特典ですからあしからず。YOU、ここでコーヒーが欲しかったらカリーラリー参加しちゃいなよ?
牛すじカレー 950円
中町・蔵シック館
松本市中央2丁目9−15