注:これは2月の旅行の記録で、ホントは新型コロナウイルスが終息してから書こうと思ったんですが、自分自身が新しいお店にもいけない自粛環境の中、みなさま同様自宅での時間ばかりが増えましたので書いているところです。そのへんお察しいただきまして旅行記としてお楽しみいただければ幸いです。


シンガポールに行った旅行記なんですが、ここはインドです?



インドと言ってもリトルインディアというインド系のシンガポール人がたくさん住んでいるところで、インドっぽい食べ物や雑貨などを売っているお店とかいろいろあります。

もともとインドもシンガポールもイギリスの植民地だったんですよね多分。だから植民地での人の移動ってやりやすいはず。


今回はここでカレーを食べようとやってきました。


ムトゥース・カリーです。




リトル・インディアのMRTから歩いて4分とか5分とか、まあそのくらいだと思います。

この辺にホテルがあればすぐ行けると思うので、思い立ったら行くのもいいかもしれませんね。



中に入ったらこんな感じに人がたくさんいました。

お昼も過ぎているのにこんなにたくさんいるのはすごいですね。日本人の人も結構いる。ガイドブックに乗ってる気がするからたぶん入りやすいお店なのかもしれないです。



店舗の真ん中に厨房があるスタイルで、見てくださいタンドリーが複数ありますよ!

このタンドリーでガンガン色々調理してくれるんだろうなあ。

楽しみです。



さてここまで店舗までの時間や雰囲気をある程度ご紹介してきたわけなんですけど、ここからはメニューの紹介になります。


このブログをたまに見ている人にはおわかりかと思いますが、とくに外国に行ったときは、その店舗のメニューの全部を日本語訳して自分なりに解説するという

「メニュー独自研究解説回」

がありまして、今回のエントリーもそれに該当したりします。

ここから先はうんざりするほどの膨大な情報量でお送りしますので、あまり興味のない人は飛ばし読みすると良いでしょう。



ということでメニュー研究を始めます。まずはこのメニューの上にある前菜のところから。

ちなみにメニュー項目の最後の数字は金額(シンガポールドル)です。



Starters(前菜)

■ Samosas 6
 これはサモサですね。一番先に書いてあるから多分オーソドックスな前菜だと思います。じゃがいもや玉ねぎを基本として香辛料を使って味付けをした具材を、三角のパイ生地に入れて油であげたものです。

■ Potato Wedges 6
 ポテトウェッジズ。皮付きのポテトフライかと思います。

■ Spring Rolls 6
 これは春巻きなんですけど、春巻きは中国の料理だと思うので、もしかしたらインドっぽい春巻きなのかな。

■ Calamari RIngs 8
 カラマリは多分「イカ」だから、イカリングだと思います。これは日本にもあるけど味付けはもしかしたらインドっぽいのかも。

■ Chicken Wing Cocktail Kebab 9
 カクテルってのはここでは前菜っていう意味かな。なので手羽先の前菜って感じかと予想しています。

■ Masala Pappad 3.5
 パパドの上にタンドリーチキンとかトマトとか香辛料なんかが乗っているインドの前菜ですね。野菜が乗っていそうなのでこの辺注文するとよさそう。

■ Mixed Platter 12
 イカリングとサモサ、ポテトフライと春巻きなどここまで紹介したやつがいっしょになったやつです。色々食べたいときはこれがいいかもね。

■ Beetroot Cutlet 6
 ビートルートという日本ではあんまり見ないカブみたいな野菜をつかって、ポテトと一緒に上げたもののようです。これ気になるので次回インド料理店で食べてみたい。

■ Poricha Nethili 10.5
 アンチョビを使った揚げ物だそうですけど、ちょっと調べてもよくわかりませんでした。癖になるってメニューに書いてある。

■ Moru Moru Vendaikai 9.5
 これよくわかんないんですけど、オクラをバターの衣を使って揚げて辛くした感じのものと思われます。



ここからメイン料理の調査です


Chicken(鶏肉料理)

■ Masala Chicken 12
 マサラというのは混合されたスパイスのことだと思いますが、インド風のスパイスで味付けされ焼かれた鶏肉のことだと思います。

■ Curry Chicken 12
 これはカレーじゃなくて、カレー風味のスパイスで調理された鶏肉のことかと思われます。

■ Chicken-65 12
 スパイスとヨーグルトでこんがり揚げた鶏肉のようです。ちょっと想像できないですけどうまそう。

■ Butter Chicken 14
 自家製バターを使って焼き上げ調理した鶏。

■ Kadai Chicken 14
 KADAIっていうのは鍋のことだと思うんですけど、生姜とにんにくのたくさん入った鶏肉料理だと思います。

■ Chilli Chicken
 唐辛子をふんだんに使って揚げた鶏肉料理です。

■ Milagu Kozhi Varuval 13
 全然想像できない料理ですが、メニューによるとチェッティナード料理の一種のようで、南インドの胡椒とコリアンダーを使った料理だそうです。

■ Garlic Chicken 14
 ガーリックソースを使った鶏料理

■ Chicken Manchurian 14
 鶏肉を揚げた料理で、中国由来のソースなどを使って味付けされているものと思われます。

■ Chicken Tikka Masala 14
 串に刺した焼き鳥をマサラ風味の味付けにしたものと思われます。


Mutton(羊肉料理)

■ Stir Fry Mysore Mutton 13
 南インドにマイソール(Mysore)っていう都市があるようですが、それと関連があるかどうかわりませんが、羊肉をチリペッパーとコリアンダーと、カシューナッツを使って調理したものです。

■ Curry Mutton 13
 羊肉のカレーです。生姜とにんにくは入ってるようです。

■ Mutton Chukka Varuval 13
 これも南インド料理だそうですが、フライパンで乾燥唐辛子と一緒に羊肉を焼いたものと思われます。

■ Mutton Vindaloo 13
 羊肉を柔らかくするまで焼いた感じなもの

■ Lamb Chops 15
 ラムチョップ。トマトとか使って調理しているようです。
 
Seafood(海鮮料理)

■ Fried Fish 14
 フライフィッシュですね。衣をつけて揚げてあるやつだとおもいます。

■ Nandu Masala 13
 ワタリガニをマサラの香辛料で調理したものと思われます

■ Masala Prawns 14
 エビをマサラで調理したやつだと思います

■ Muthu's Prawns 65 13
 お店の名前の入ったメニューですが、お店独自のスパイス配合でエビをかりかりになるまで焼いたものかと思われます

■ Prawn Chukka Varuval 14
 エビで作ったチュッカのようです

■ Fish & Potato Cutlet
 魚とポテトをカツレツにしたもの

■ Curry Fish 14
 これメニュー読んだところ、お魚を薄切りにして、タマリンドのソースを使っているそうです。気になる味です。

■ Squids Sambal 11
 イカをサンバルソースで焼いた感じのもの。サンバルソースってインドネシアの調味料かと思う

■ Malabar Fish Curry 13
 魚の入ったカレーで、最後にココナッツで仕上げたもの

■ Boneless Pepper Fish 14
 魚を玉ねぎとにんにくと、胡椒で味付けしたものと書いてあります。Bonelessの意味はメニューからわかりませんでした

■ Seafood Sizzler(Fish,Squid,Prawns) 22
 魚とイカとエビを一緒に調理したものです

■ Iral Varuval 14
 インターネットで調べると海老のフライっぽいをカレーのようなソースで調理したものです

■ Fish Roe(Seasonal) 10
 魚の卵をカリカリになるまで焼いたものと思われます。




さて、僕が注文したものですが、こちら「ストロング・リコメンド」って書いてあるフィッシュヘッドカレーを食べました。

僕に限らず日本人ってカレー好きなんですけど、こういう変わり種なカレーと言うか、インドのカレーのうち、さすがに魚の頭が入ったカレーなんてそうめったにお目にかかれるものじゃないです。

2018年と2019年のビブグルマンのマークもあるし、けっこう期待ができるかもしれません。





さてここからはメニューの裏に行って、サイドメニューのほうを見てみましょう。


肉など焼いたもの(Kebabs)

■ Tandoori Chicken 14
 インドでは基本的なタンドリーチキンです。日本のファミレスに出てくるやつはタンドリー使ってないからぜんぶタンドリー風になります。

■ Chicken Tikka 13
 チキンティッカは鶏肉を串に刺してタンドリーで焼いたものだと思います。日本の焼鳥と違うのは焼き方と味付けかな。

■ Fish Tikka 13
 フィッシュティッカは魚を串刺しにして焼いたものだと思います。この感じで行くとTikkaっていうのが多分串刺しのことかな。

■ Irani Tangdi Kebab 13
 イランのタンドリーチキンって意味だと思うんですけど、イラン風って感じですかね。

■ Cheese Chicken Kebab 13
 チキンのチーズ焼きって感じのものでしょうか。チーズ好きにもってこいのやつ

■ Chicken Kaimi Kebab 13
 これちょっとわかんないんですけどkaimiっていうソースを使って鶏肉を焼いているとおもいます

■ Lamb Rack Ananas 19
 これもよくわかんないんですけど、ananasは多分パイナップルで、ラム肉をパイナップルをつかって焼いたものでしょうか。面白そうな味です

■ Paneer Tikka 12
 これも串刺し料理のようですが、カッテージチーズを正方形に切ったようなもの(Paneer)を、タンドリーチキンと交互に刺したもののようです。

■ Tiger Prawns Kebab 28
 たぶんウシエビを焼いたものです。海鮮もけっこうある。

■ Afghani Fish Kebab 14
 よくわかんないですが、アフガニフィッシュという種類の魚を焼いたもの。味が全く想像できない逸品です。

■ Tandoori Platter 32
 鶏と魚とエビと、Pannerなどタンドリーで焼く色んなものの盛り合わせです。たくさんの人数で行ったときはこういうの頼むと楽しいかもね。

野菜類(Vegetables)

■ Black Daal 9.5
 ダールは多分豆のことなので、黒豆をメインにした料理かと思われます。クミンとバターで焼いたって感じに書いてある。

■ Kathirikai Varuval 8
 Kathirikaiというのは茄子っぽいものだと思うんですけど、これを玉ねぎと赤唐辛子で調理したものだそうです。


■ Tadkaa Daal 9
 豆をテンパリングした料理のことと思われます。カレーっぽいのかな。

■ Paneer Makhni 10
 パニールマカニというそうです。基本は「マカニ」という料理で、コッテージチーズ(パニール)のはいったグレービーソース風味の料理

■ Aaloo Mutter 9
 「アルマタル」っていうのかな。ポテトとグリーンピースを使ったトマトベースの料理

■ Paalak Paneer 10
 パラクパニールというそうで、ほうれん草をペースト状にしたものを基本とした料理のようです

■ Gobi Manchurian(Dry) 10
 カリフラワーを揚げた料理。Gobiはカリフラワーのようで、Manchurianは満州人って意味かな。インドに住んでた中国人の人が開発したっぽい料理です

■ Mutter Panner Masala 10
 パニールとグリーンピースのはいったマサラ

■ Mushroom Pepper Fry 10
 マッシュルームを揚げた料理のようです

■ Paalak Daal 9.5
 ほうれん草ベースの豆煮込み料理

■ Aaloo Gobi 9
 ポテトとカリフラワーの入った煮込み料理です

■ Chilli Paneer 10
 パニールにチリソースがかかったような料理です

■ Channa Masala 9
 ひよこ豆を柔らかく煮てマサラで調理したって感じかな

■ Vendaikai Masala 9
 トマトとオニオンのペーストを使ってオクラを調理したもの

■ Pepper Paneer Varuval 10
 シェフのおまかせスパイシーパニール料理ってニュアンスのものと思われます

■ Kadai Vegetable Masala 10
 野菜の盛り合わせなんだけど、やっぱりパニールが入ってて、辛く仕上げてあるっぽいものです

■ Paneer Tikka Masala 13
 タンドリーの中でパニールを調理したものだそうですけど、多分パニールを串刺しにしてあるものだと思います。




サイドメニューの中からこれを選んでみました。

来店時は下準備無しでメニューを見たわけでして、どう考えても文字を見ただけだとどんなメニューかわからず、やっぱり写真付きの料理にしようと思ってしまうわけです。Kathirikai Varuvalの「Kathirikai」というのはナスの一種のようで、ナスの炒めものみたいな感じかと思います。

さて続けてメニュー調査をしてみます。

Rice(米料理)

■ White RIce,2 Veg & Pappadam 3
 日本人も理解できる白米ですが、米の種類は向こうの方のやつですね。野菜が2種類と、パパドがついてくるお得なセット。おかわりもできそうなのでたくさん食べたい人はおすすめ

■ Biryani RIce,2 Veg &Pappadam 4
 ビリヤニは多分日本で言う混ぜご飯のたぐいだと思われます。肉とか入ってるかも。これも野菜とパパドがついてくる。これもおかわりできそう。

■ Dum Biryani Chicken 12
 チキンビリヤニのことだと思います

■ Dum Biriyani Mutton 13
 ビリヤニマトンです。ビリヤニにマトン肉が入っている

■ Muthu's Veg Biryani 11
 野菜の入ったビリヤニ

■ Muthu's Fried RIce-Prawns 13
 エビの入ったチャーハンかな

■ Muthu's Fried RIce-Chicken 12
 鶏肉の入ったチャーハン

■ Muthu's Fried RIce-Egg 11.5
 これつ普通のチャーハンだと思うんですがどうなんでしょう

■ Muthu's Fried RIce-Veg 11
 チャーハンに野菜が入ってるのかな

■ Muthu's Fried RIce-Manchurian 12
 中国風のチャーハンと思われます


Breads

■ Plain Naan 3.5
 プレーンのナン

■ Butter Naan 4
 バターが配合されたナン

■ Garlic Naan 4.5
 ガーリックナン

■ Tandoori Roti 4
 ロティという無発酵のパンの一種をタンドリーで焼いたもの

■ Butter Roti 4.5
 バター味のロティ

■ Pudina Kulcha 4.5
 クルチャというパンの一種のものと思われます

■ Butter Garlic Naan 5
 バターガーリックナン

■ Cheese Naan 5
 チーズナン

■ Kashmiri Naan 5
 カシミール地方風のナンかな。内容は不明です

■ Peshawari Naan 5
 ペルシャ風のナンだと思うんですけど、どんなものかは想像つきませんね

■ Tandoori Parata 5
 チャパティを層状につくったものを、タンドリーで焼いたもの

■ Romali Roti 5.5
 マンダって呼ばれるものらしいんですけど、その他のものとの見分けがわかりません

■ Naan Basket 15
 ガーリックナン、バターナン、プレーンナンと、クルチャがバスケットに入って出てくるものと思われます


と、ここまで紙のメニューを見てまとめてみました。

インターネットを見たらタブレットで注文するとか書いてあったんですけど、行ったときは紙のメニューしかなかったです。

で、注文を終えるとすぐにパパドがやってきます。




これって事前に揚げておいて、なんか、タッパの中で保管しているようなオペレーションなので、すぐさまやってくる感じです。

これをパリパリ食べながら待つことにしましょう。



さてナンも頼んでおいたのでナンが来ましたね。

と、ナンを撮影しようと思ったらそれを遮るようにして飲み物がやってきました。

おっと、これはタイガービールですね。タイガービールはシンガポールのビールなので、飲んでおかない手はありません。

ということで、すみません、昼からビールしました。




先程はビールでよく見えませんでしたが、注文したナンはこれですね。

本場のタンドリーでじっくり焼き上げられたモッチリ感のあるナンはこれはまずいはずがないです。一口目から風味抜群、満足度十二分。

日本のインド料理点だともっと大きなものとか、おかわり自由とかあるんですけど、ここではなさそうな気がします。どちらかというと、日本人だったらここはライスを頼んだほうが良さそうな気がします。

さっきのメニュー通り、ご飯だけでなく野菜もついてきたりします。しかもご飯のほうはおかわりもできます。

ああでも、お米は長いやつだと思うのであしからず。




と、どんどんといろいろやってくるわけですが、おおこれは、魚の頭ですね。

こんなドーンと真ん中にフィッシュヘッドが入ってるわけですか。


ちなみに、カレーの入っている鍋はどう見ても日本の土鍋っぽいんですが、このあたりはせっかくのシンガポール旅行気分を壊してもあれですので、あまり追求しないでおきます。




カレーはものすごーくゆるいやつです。水っぽいです。

この水っぽさでこの辛さ。

カレールーにはタマリンドとか入っているわけで、思った以上に日本人の口には未経験な味が口の中に広がります。

具材はオクラとパイナップルなんか入ってて面白いです。

この組み合わせなども考えて日本のカレーに慣れている人にとっては微妙な感じだとは思いますが、個人的には結構美味しいと思います。興味本位の人はトライしてみようね。



さて、シンガポールのインド系のお店で多いのが、このバナナの葉っぱがのっぺりと出されて、この上で色々食べるようになっているスタイルです。

こんなの未経験だからよくわかんないなあ。




そこで、お店の人に、よくわかんないの、どうやるの?ねえ??

って言うと、さっきの土鍋からフィッシュヘッドをよそってくれたりします。

なるほど、とりあえずフィッシュヘッドはお玉みたいなやつでも結構柔らかく崩れて食べることができるのね。



おお、ナンにからませて、こんな感じだね。

おそらく、インドの人は手で食べるのかもしれないからこういったスタイルになるのかもしれない。

フォークとスプーンを用意したけど、これだとナンは食べづらいから手で食べたりして、インド人ぽい感じを醸し出しながら食べたりすることができました。




フィッシュヘッドだからと言っても結構食べられるところがあって、こうやって結構食べごたえのある破片と一緒にナンを食べたりします。

サイズはSなんだけど、結構量が多いので、これだけで十分かもしれません。



ちなみにサイドのところで頼んだナスの炒めもののようなものはこれ。

たぶん日本円で600円位すると思うんだけど、これだけボリュームがあるなら結構お腹いっぱいになるよね。

もちろん辛さもすごいんだけど、これもナスの風味が良くて全部おいしく食べてしまいました。





フィッシュヘッドカレー(S) 24シンガポールドル
Kathirikai Varuval 8シンガポールドル
プレーン・ナン 3.5シンガポールドル
タイガービールpint 12シンガポールドル



ムトゥースカリー
138 Race Course Rd, #01-01, シンガポール 218591




注:これは2月の旅行の記録で、ホントは新型コロナウイルスが終息してから書こうと思ったんですが、自分自身が新しいお店にもいけない自粛環境の中、みなさま同様自宅での時間ばかりが増えましたので書いているところです。そのへんお察しいただきまして旅行記としてお楽しみいただければ幸いです。


前回の記事はこちら>>カレーとマッシュポテトのパイ包み BHAI SARBAT STALL

シンガポールは食べ物に困らないような気がしていて、というか東南アジアの国々はとくに都心部だと何かしらの安い食べ物屋さんにすぐにたどり着いてしまうわけで、ローカルな食事を手軽にとることができてとても便利です。

比較対象をあげるとすると、アメリカとか欧州へ旅行に行くと、ホテルの朝食を楽しむ感じになってるんですけど、アジアの国々の場合は、別に朝ごはんをホテルで見繕わなくてもなんとかなったりします。

ここシンガポールの場合は屋台の集まった「ホーカーズ」または「ホーカーセンター」と呼ばれるフードコートのような場所がたくさんあって、今回それを観光の目的地としていくつか自分の足で回ってきたりしました。

ということで、これからシンガポールにある6箇所のホーカーズを紹介するところからスタートし、最後に立ち寄ったホーカーズの屋台(ストール)で食べたお食事をレビューしてみます。



ラオパサ・フェスティバル・マーケット



ここのホーカーズはとてもおしゃれで良かったです。

屋台(ストール)の数は60店舗くらいあるようですが、おしゃれなのでホーカーズ初心者には向いてるかもしれない。ぼくはRaffles PlaceのMRTから歩いていきました。

八面体の形の建物の中に屋台(ストール)がぎっしり入っていて、観光客にも向いてそうなおしゃれなところです。




地図で見ると、マリーナ・ベイ・サンズに宿泊しているような人か、あるいはその周辺にあるマーライオンを見たついでに散歩がてら行ってみると面白いかもしれません。





屋内だけでなく外でも食事が楽しめます。でもここはどうやら夜のほうが盛り上がりそうな感じがします。




有名なホッケンミーのお店があるんですけど、ちょっと早く行き過ぎてやってませんでした。

ちなみにここでは150円で栗(Chestnut)のジュースを飲んだりしました。


アモイ・ストリート・フード・センター



先程のホーカーズよりちょっとチャイナタウンのほうに進んでみましょう。ここは朝から活気がありました。

MRTはTanjong Pagar駅から行くと近そう。



2階建ての建物の中に屋台(ストール)がぎっしり入っていて、特にここはビジネス街のようですから、平日の朝からお昼あたりはビジネスマンでいっぱいになるようです。

旅行者にとっては、たぶんホーカーズ中級者向けなところ。




ローカル風味あふれるこんなホーカーズいいよね。

こういうところに入って現地の人の実際の生活の様子などを伺うのがとても楽しいです。




「はやし」っていう日本食っぽいものを出している屋台を見つけました。

牛丼とか親子丼、あとは明太子パスタなど、より庶民的な日本人が好みそうな日本料理が提供されています。牛丼は料金も日本円で600円くらいで食べられそうです。

おもしろいなあ。



マクスウェル・フードセンター



ここも広かったし、活気がありました。屋台(ストール)の数は100くらいだそうです。

ホーカーズ初心者でも行けそうなので結構おすすめかも。




いくつかの店舗でお食事をいただきましたが、ここは別の記事で書く予定ですのでちょっと飛ばします。

とても美味しいチキンライスを提供してくれる「天天海南鶏飯」などがあります。


ニュートン・フードセンター



こちらニュートンサーカスにあるホーカーズです。リトルインディアの隣の駅ニュートン駅から歩いていけます。





駐車場がたくさんあって庶民のホーカーズって感じがしないでもありません。あと、ここはどちらかというと夜に楽しむホーカーズでしょうか。昼に行くとガラガラです。



これはニュートンフードセンターの入り口の看板なんですけど、看板の上の方は瓦屋根だったりします。

これってどの文化が影響してこういうディスプレイになるんでしょうか。看板下の格子などから総合的に判断するとやっぱ中国由来なのかも?



オールド・エアポート・ロード・フードセンター



ここは完全に地元の人が行くようなローカルなホーカーズです。ガイドブックにあんまり載ってないけど、インターネットの旅行サイトなどでよく取り扱ってたりします。

外国人ぽい人も殆どいなかったので観光客の人にはあんましおすすめしません。つまりホーカーズ上級者向け。

慣れてるひとか、僕みたいに無鉄砲にあちこち行って見るような変態的な人ならいいかもしれないですけど。


公営住宅(HDB)のわきにあるので、地元住民の人がどんどんとやってきたりします。




ホテルが近くだったので夕飯時間に行ってみたんですけど、ここはもしかしたら朝とか早い時間に行ったほうがいいかもしれません。

有名な店舗はすでに営業を終えてシャッターが閉まっていました。




チャイナタウン・コンプレックス



さて、これはチャイナタウンにあるホーカーズなんですけど、今回のメインはここです。

もちろんここは外国人がすごく多く訪問するところなので、初心者にも向いているホーカーズだと思います。

建物も他の場所に比べてかなり立派な作りになっていました。食べ物屋さんのお店は220店舗くらいあるようで、かなり広い。





至るところにストールがあって、通路という通路には必ず椅子とテーブルが設置されています。フードコートの完全版みたいな感じ。

日本のショッピングモールにフードコートが設置されていたりしますが、それに比べると明らかに規模が違い、圧倒されます。

こんなに広いホーカーズですから、きっと美味しいお店も見つかるに違いありません。




と散策していると、何やら行列ができている店舗があるではありませんか。

これは期待ができますね、というかここを期待してやってきたんですけどね!




このお店は「香港油鶏飯麺」といって、なんと、ミシュランガイドで星を1つとっている、シンガポールでは庶民に有名なお店でした。

決して高級なレストランではないはずの、こういった、ある種雑多なホーカーズのストール中にも実力派のすごいお店もあるのです。





ローストされた鶏がブランブランしています。

こういうのはシズル感?というか臨場感??っていうんですかね。目の前にあるこんがり焼けた鶏がこの後すぐに食べられると思うとなんだか興奮してきますよね!

ものすごく美味しそうで期待できます。

今回はお店の代表メニューである、このローストされたチキンを使った麺料理(油鸡面)をいただくことにします。





行列に並ぶこと10分ほどで自分の番がやってきて注文しました。

これが油鸡面(Soya Sauce Chicken Noodle)です。

細めで硬めの麺に風味が抜群な醤が絡められています。

鶏肉は外はカリッと味付けがされていて、中身は柔らかなジューシさを出しています。いやーうまいですね、このローストチキンに出会うためにあちこちのホーカーズ巡りをしていたと言っても過言ではありません。



ちなみに、箸とか蓮華とか、そのほか調味料とかは店舗の前においてありますので、自由に持っていっていいと思います。

現地の人が色んなものを持っていったりしていたのでそれを真似るのがいいかもしれません。



やわらか麺が好きな日本人にとって、この麺はそれほど美味しいかどうかは不明ですので、この辺味の想像ができなくて不安な人はご飯の方、つまり油鸡飯のほうがおすすめです。

日本人はおおむね米好きだから、大抵の人は無理をせずご飯を選びましょう。




僕としてはこうやって、ぐるぐるかき混ぜて食べたら美味しくいただけました。これなんか癖になりそう。


2016年からミシュランガイドに載っているお店とあって、流石に少しは行列は落ち着いていると思うんですけど、コストパフォーマンスも良いし、少しくらい長い列に並んでも食べて見る価値はあるとおもいます。




油鸡面(Soya Sauce Chicken Noodle) 3.5シンガポールドル


#02-126 香港油鶏飯麺 Hawker CHAN
チャイナタウンコンプレックス内
335 Smith Street #02-126 Chinatown Complex Singapore




注:これは2月の旅行の記録で、ホントは新型コロナウイルスが終息してから書こうと思ったんですが、自分自身が新しいお店にもいけない自粛環境の中、みなさま同様自宅での時間ばかりが増えましたので書いているところです。そのへんお察しいただきまして旅行記としてお楽しみいただければ幸いです。



これはお昼というかお茶というか、小腹がすいたときのお話です。しかもここはシンガポールのアラブストリート付近。



この写真はアラブストリートのちょっと隣のハジレーンです。

シンガポールの裏原宿って言われている通りらしいんですが、確かにファッション関係のお店とかおしゃれなところが多かった。時間的にまだ開いてなかったけど。




行った時間は午前のちょっと早めだったのでまだ始まっていないお店も多かったんですけれど、こういう建物の壁画が楽しめたりするので、天気さえよければあちこち探してあるき回るのが楽しいかも。



この辺はオープンなカフェかバーのようなところなんですが、やけにガチャガチャしていて派手なところです。

こういうところでお茶でもしたら楽しそうなんですが、まだやっていませんでした。



他の国でもこういった感じのウォールアートが観光資産みたいになっているところがたくさんあるんですけど、日本ってあまり聞かないですよね。


規模のあまり大きくないものなどはありそうですが、探してみると住之江区の北加賀屋が「日本のカカアコ」って言われてるみたいなんですけど、大丈夫ですかね、本場カカアコのウォールアートってかなり規模でかいので名前負けしてる気がしないでもありません。




まあとにかく、ウォールアート以外にもこういった象のオブジェが突如として登場したりして面白いです。ちなみにこのELEPHANT PARADEというお店は象の置物や象グッズのようなものを販売しているお店で、象好きなひとにはたまらないお店だと思います。

日本だと木彫りの熊の置物専門店が原宿にあるって感じかもしれませんが、なんか違う気もするのでそのへんの想像は皆様におまかせします。



さて、アラブストリートの近くにはサルタン・モスクというシンガポール最大級のモスクがあり、ここへは信者の方が礼拝を行いに来ます。

残念ながらこの日は礼拝の日だったらしく、観光客としての自分は礼拝堂の中に入ることはできませんでした。



アラブストリート付近は思ったより広くないと思ってたんですが、結構歩くとつかれるわけで、散策中になんかお茶でもしてみたい気がして来ます。暑いしね。

途中、歩道に椅子とテーブルを置いちゃって営業してるローカル色プンプンのお店を見つけたのでここで休憩をすることにしました。

この写真よく見たら道路上に事務用の椅子が無造作においてあるんですね。なんかよくわかんない状況です。



お店の名前はBHAI SARBATと言うそうですが、発音がわからないのでローマ字で記述します。ちなみにSTALLは屋台っていう意味だと思うので○○屋みたいな屋号?の最後につけるやつかな。


ということで、ここでかんたんな飲み物を飲んで休みたいところです、結構暑いんですよ。

で、冷たい飲み物を頼みたかったんですが、この日はコーヒーを飲んでいなかった気がしたのでホットのコーヒーを注文したところです。ですが、この国のコーヒーの呼び方が独特で、よくわからなかったのでシンプルに調べてまとめたのが以下の通りとなります。

Kopi コンデンスミルク入り
Kopi O 砂糖入り
Kopi C 練乳入り


Kopiは「コピ」と発音するらしいんですが、その後に付される「オー」か「シー」かで少し味が違ってきます。東南アジアの人ってよくわかんないんですけどいろんな飲み物を甘くして飲む習慣があるので、砂糖入れたり練乳入れたりするのが普通のようです。

このお店では「Kopi」と「Kopi O」があったんですけど、予備知識があまりない状態だったので、Kopiがブラックコーヒーかと思って注文してしまいました。

結果としてコンデンスミルク入りコーヒーがやってくるわけなんですけど、簡単に言うと、僕の希望するブラックコーヒーはメニューには存在しない。



お店の奥、と言ってもちょっと入ったとこなんですけど、ウォーマーディスプレイがあって、そこに何やら揚げた食べ物などが詰まっていて、小腹がすいたので少し食べようと2種類ほどピックアップしました。



Kopiを注文すると、何やら店員さんがコーヒーサーバーで作業を始めます。

観光客だと思うと何やら動作が大げさになっていき、ものすごい高いところからコーヒーを注ぐ動作を開始しました。





これがほんとうに必要な動作なのかどうかという論議は置いておいて、こういった派手なことをやってくれるのは観光客としては楽しいよね。

まあでもしかし、落としたコーヒーがきれいに容器に収まるかと思えばそうでもなくて、結構こぼしてたりするところがまた憎い演出です。



Kopiとライチジュース、そして咖喱角(Curry puff:カレーパフ:カレーのパイ包み揚げ)を注文しました。


コーヒーやっぱり甘かった。ライチジュースは冷たくて美味しかったです。

どっちも甘い。



パイで包んだカレーパフは2種類注文しました。

1つ目は、カレーが入っていて、さらにゆで卵も入っていました。

カレーはポテトがベースかな。日本にある硬めのカレーよりさらに硬い感じの物が入っています。

辛いわけでもなくあっさりと美味しいカレーが手軽に味わえるのでこのカレーパフすごくいいですね。



もう一つは、カレー味がしないポテトが入っているパフです。

これもまた美味しいですね。パイ生地と一緒にポテトを食べるとこんなに風味よく美味しく食べられるのですね。

休憩がてら小腹にはだいぶ良い食事になりました。




パイ生地はぽろぽろ溢れるので、食べている最中からこのように鳥がたくさんやってきました。

ここお手軽だし、のんびりとしててとてもいいところですね。




コーヒー(KOPI) 1.1シンガポールドル
ライチジュース 1.9シンガポールドル

カレーと卵のパイ包み(Curry Puff) 1.5シンガポールドルくらい
マッシュポテトのパイ包み 1.5シンガポールドルくらい

Bhai Sarbat
21 Bussorah St, シンガポール





シンガポールエアショー2020の続きです。ついに内部に入ります。


この会場への入場から読みたい人はこちらから。>>前編のシンガポールエアショー2020(1)入場編はこちら





内部に入ると言ってもここでは3種類くらいの展示方法があって、屋内展示、屋外展示、あとは午前と午後にある飛行展示になります。





飛行展示は、八一飞行表演队(Ba Yi)によるJ-10を使ったアクロバット飛行はもちろんのこと、






たぶん日本の自衛隊にもあるヘリコプターAH-64Dの飛行展示は、2台でにらみ合う感じの飛行をしてくれてなんか面白かったです。




戦闘機にあまり詳しくないので合ってるかわかんないんですけど、たぶんアメリカ空軍のステルス戦闘機のF-22ラプターあたりじゃないかと思うものも豪快な音を鳴らして演舞していました。

間違えてたらすみませんというか、スマートフォンでの写真撮影は限界があって、やはり一眼のズームレンズを駆使した撮影のほうがもっときれいにわかりやすい撮影ができると思いますのでそういった機材をお持ちの方はご持参いただくのがよろしいかと思います。このような遠く小さく見える機体の撮影じゃ戦闘機の種類もいまいちよくわかりませんです。



さて、このへんで中に入ったところを見てみましょう。




屋内展示はこのように沢山のブースとたくさんの企業がひしめきあるように出展しているはずなんですけれど、先般の事情(COVID-19)により、今年はこの内の殆どはブースはあるが、職員や担当者など人がいないとかそういった状態になってたりします。




もちろん大手の方はちゃんとやってて、特に土日とあっては一般人向けに趣向を凝らしたブース構成を展開していました。

この写真のようにVRのフライトシュミレーター体験ができるコーナーがあったり、




子供向けにトランポリンを使ったゲームのようなものができるコーナーも設けられていました。


こういうの子連れの家族で来ると面白いかも。






なんかよくわかんないんですけど、スパイダーマンが3人くらい練り歩いていて、小さな子供とかと一緒に写真を撮るサービスをしていました。




おっと、これは、いつ飛ぶかよくわかってないんですけど、三菱重工さんのこのこれは、客室の展示となっておりました。


つぎは、屋外の展示に行ってみましょう。



これはイスラエルの無人航空機Heronとおもわれます。

こういうのどういうときに使うかわかんないけど偵察みたいなやつかな。





これはアメリカで開発されたF-16戦闘機だと思います。かっこいいですね。





前回までのシンガポールエアショーの記事を見ての事前の調査では、コックピットとかに入れてくれたりとかしたみたいなんですけど、今年は入れてくれないみたいなので、こうやって、空軍の人とかがコックピットに入ったり出たりするところを写真に取らせてくれるサービスみたいのがささやかに開催されていました。

まあこれでも満足ですけどね。




これはあれですね、日本では色々問題視されてはいるオスプレイさんです。


こういうの中に入ったりしてみたかったなあという気はしています。




さて色々見てくるとそろそろお腹へってきますよね。


もちろんこんだけ広い会場でたくさん人がいると食べ物屋さんが何店か出店していて、色んなものを食べることができます。


さっきの屋内展示のところにあったケータリングサービスもいくつか気になるところがあったので、そのあたりから調査してみましょう。




まずは、軽食っぽいものが多いグルメコーナー(GOURMET CORNER)です。

サンドイッチやご飯物もありましたが、どちらかというと軽食の方ですかね。しかもマッサマンカレーとかタイ風のものが多いかも。マンゴープリンとかジュースとかも売ってました。

ここでの軽食メイン相場は12シンガポールドルくらい。




別のところでは弁当を売っているブースが見つかりました。creativEATeries CATERINGです。

BENTOっていう小分けされた容器で提供されていて、おかずは鮭を味噌煮にした日本ぽいものだけじゃなくて、ビーフパストラミを使ったものや、ケイジャン料理なんかも弁当にされていました。弁当は種類と量がたくさんあって迷いそうでした。


後は、写真の右側にあるようにラクサや牛肉を乗せた米粉麺みたいなのもありました。この辺は好きな人はいけるかもしれません。

BENTOは15シンガポールドルくらいで、麺ものは12シンガポールドルくらいかとおもいます。




あとここは2階もあって、ここでも弁当を提供してくれているようでした。

利用しなかったので中に入れなかったのでわかんないんですけど、窓側の席を陣取ればたぶん飛行展示を涼しい場所で鑑賞できるのではないかと思っています。




ここはシンガポールのオーチャードホテルというところがやってるケータリングのようなレストランで、Bento Box 15シンガポールドルくらいで食べれそうでした。ホテルの弁当なんて高級そうでなんかおいしそう。




さてこのあとは、いくつか外のテントにも食べ物屋さんがあったので行ってみましょう。




まず見たのがOrange Clove Cateringの弁当のテントです。

やっぱシンガポールって弁当が流行ってるんですかね。

ケータリングするにはぴったりなんでしょうか。

ここのメニューの面白いのが、「西洋人向け」、「ローカルフードランチ」といった感じでメニュー分けがされていて、色んな国から来た人にわかりやすく対応できていそうな構成にしているところでした。

10ドルくらいからお弁当を食べることができます。




つぎは、Al Forno (East Coast)っていうイタリアンレストランの出展です。

欧米のほうの食生活の人はこういうところ行きそうだよね。






ここの面白いのが、学食形式でレーンに並んで、置いてあるピザやパスタを取って最後にお会計するというスタイル。

外国でもこんなスタイルあるんですね。






とまあ、色々食べるところがあって迷ったわけなんですけど、最終的にこのお店にしました。

ブリューワークス(BREWERKZ)です。






このBREWERKZはシンガポールのブリュワリーだと思うんですけど、シンガポール国内でレストランも所有しているらしく食べ物も出していて、ジャンルはどっちかというとハワイなアメリカンっぽい感じのメニューを提供してくれています。

メニューはこんな感じでした。


▪ KOMBU TRUFFLE FRIES 10シンガポールドル
▪ FRENCH FRIES 8シンガポールドル
▪ POPCORN CHIKEN 10シンガポールドル

▪ CHARGRILLED LAMB RIBS with fries 21シンガポールドル

▪ IMPOSSIBLE BURGER with fries 22シンガポールドル

▪ ANGUS BEEF BURGER with fries 18シンガポールドル

▪ GARLIC BRATS with tater tots 16シンガポールドル

▪ SUPERFOOD BOWL 15シンガポールドル (Kole, red cabbage, quinoa, beetroot, feta cheese, in honey mustard vinaigrette)

▪ BIG BREAKFAST 14シンガポールドル
▪ EGGS BENEDICT 12シンガポールドル



ちなみにビッグブレックファーストエッグベネディクトは売り切れでした。名前からして朝食だもんね。

スーパーフードボウルは菜食主義者向けのやつかな。

あと、編集中に気がついたんですけどKOMBU TRUFFLEっていうのがあるんですけど、昆布トリュフ?なんですかね。これはよくわかんないし、研究に値しますのでちょっと調べて次回シンガポールに行ったときの課題にしますか。


ということで、このお店の、
アンガスビーフバーガー(ANGUS BEEF BURGER)と、
ガーリックブラッツ(GARLIC BRATS)にしてみました。




会計注文窓口と、品出し窓口は別でした。


さっきの窓口で注文して、レシートとともにオーダー表をもらい、こちらの窓口でオーダー表をもとにして商品を受け取ります。

だいぶ混雑していますね。



フォークやスプーンとかナイフとかもここで自分で持っていきます。





ちなみになんですが、チリソースとケチャップがだいぶ似た包装になっているので気をつけてください。うっかりチリソースをポテトにつけて食べたりするとびっくり辛いこともあります。HEINZさんおもしろいですねこれ。




手前がガーリックブラッツで、奥の方にあるのがアンガスビーフバーガーです。

あれ、右側に入り込んでしまった。




これはビールですね。

さすがにブルワリーのお店ですから、ビール飲まないとね。そういうことです。美味しくいただきました。





アンガスビーフバーガーの内容はこんな感じでした。

シンプルな構成でとても美味しい。バンズの美味しさは十分で、お肉も香ばしい感じのザ・アメリカンって感じのお肉で満足です。やっぱハンバーガーはアメリカかな。






ガーリックブラッツって、ジョンソンヴィルっていうメーカーが出しているソーセージだと思うんですけど、それを細切れにして焼いて提供してくれているもののようでした。

ガーリックの風味いっぱいで、これ、美味しいぞー。




付け合せのテイタートッツ(tater tots)はこれまたオレアイダっていうメーカーの商品だそうで、じゃがいもをすりおろしたものを固めたものだそうです。ホクホクしてて美味しいです。自宅でも食べたい。




さて、お腹いっぱいになった後はもう一回り見たりして、帰途に付きました。いやーたのしかった。


帰りはまたシャトルバスでExpo駅まで帰還します。







今回2020のシンガポールエアショーはいろいろ制約とかありましたが、天気もよくすごく楽しめました。


次回も行く機会はあるかな?





アンガスビーフバーガー 18シンガポールドル

ガーリックブラッツ 16シンガポールドル

ビール 


Changi Exhibition Centre
シンガポールエアショー2020開催時(2020年2月11日(火)から16日(日))
BREWERKZ(ケータリングサービス)


シンガポールエアショー 2020 行き方 ビール


この前の2020年2月11日(火)から16日(日)まで開催された航空ショーである「シンガポールエアショー2020」に行ってきました。


シンガポールエアショー 2020 入場 エントランス

行った日は一般公開日である2月15日の土曜日。


アジアでは最大規模ってことで、とりあえず見ておかないといけないという気持ちで行ったわけなんですけれども、新型コロナウイルス(COVID-19)の流行によって規模は縮小、70社ほど出展中止をした企業や国があった他、来場者の入場人数も制限されているとあって、思ったよりは空いていました。


あとこのエントリーはエアショーについて書いてありますが、このブログはランチをメインにしたブログですので、そういった方向性が強かったりしますのであしからず。シンガポールエアショー本体の内容が気になってこのページへ来た人はまあそんな感じであまり期待せず読み進めてください。





で、ここで簡単に考えていたんですけれども、

シンガポールエアショーが行われるチャンギエキシビジョンセンターは、チャンギ空港の向こうの方にあるので、てっきり空港から行くかと思ったらちょっと違いました。



シンガポールエアショー 2020 入場 expo


公共交通機関を使う場合、シンガポールのチャンギ空港のMRT駅の一つ隣にあるExpo駅っていう駅から行くことができるようです。


Expo駅はシンガポール・エクスポっていう展示会場がある場所です。


この場所への行き方は下の3通りの方法がありますね。


1.空港から行くなら一つ目の駅で下車します。

2.MRTのDowntown Lineの場合は、目的のExpo駅に入線するのでそこで下車すればいいですね。

3.MRTのEast-West Lineを利用する場合は、タナメラ(Tanah Merah)駅でチャンギ空港支線に乗り換えて、1つ目の駅まで行くこととなります。空港まで行っちゃーだめ。



タクシーとかで直接行く人はこの後の記事はあんま役に立たないです。


シンガポールエアショー 2020 行き方 シャトルバス


で、先にいうと、Expoからシャトルバスを使って会場に行くまで30分かかります。

おおむね上の地図の青い線のところをバスが走って会場に向かいます。


到着時間を決めて行くときはこれを計算に入れないといけないです。あとは、このシャトルバス乗車に至る過程でもっと時間がかかるのですが、まあそのあたりは追々説明していきましょう。

シンガポールエアショー 2020 expo駅構内

Expo駅の構内から改札の出口に向かっての写真を撮影したのがこれです。

だいたい東南アジアのMRTの駅って見た目こんな感じなので、見慣れてる人にとっては大してびっくりする感じじゃないですよね。


シンガポールエアショー 2020 入場方法


改札を出ると「シンガポールエアショーに行く人は左」って感じで看板があるので左に向かいます。

というか、看板が英語でよくわからなくても、みんな左に向かうので、ここは日本人の本能を発揮して「みんなが左に行くから俺も左に行く」作戦で行けばいいと思います。


シンガポールエアショー 2020 行き方 看板


でました、今回の新型コロナウイルス流行時期だけだと思いたいんですけど、シンガポールの要所どこにでもあるんですが検温所がありますよとの看板です。

大きなショッピングモールとか、こういった会場には必ず検温をするポイントがあって、体温が異常に高い、つまり風邪を引いている人はここで弾かれ先に進めません。

今回はホテルのチェックイン時も検温されましたので、定点観測はかなりやってます。シンガポールの新型コロナウイルスに対する意識はかなり高いです。このあたり日本の意識とはちょっと違いを感じました。もしかして日本人のほうが意識薄いかもしれませんね。





ということで、要所に検温所があることを知っているシンガポーリアンならず、シンガポールへの旅行者なら、健康状態の人しかこんなところ来ないですから、本当によっぽどのことがない限りだいたいみんな通過できます。


シンガポールエアショー 2020 行き方 チケット


検温ポイントを無事に過ぎると次は「チケットを出しておけ」っていう看板が現れます。


シンガポールエアショーのチケットって、事前に購入しておく必要があって、いきなり購入できるものではありません。



しかも、僕は予備知識として

「シンガポールエアショー2018 チケット」

とかで検索して、購入方法を調べていました。そうすると、前回(2018)も今回(2020)もSISTICというサイトでチケットを注文して決済するところからスタートするのですが、なんと前回(2018)までは、ここからが難しい。


前回まではオンラインでお金を払った後に領収のメールをプリントしたものを使って、市中のSISTICチケットカウンターに出向き、手渡しでチケットと交換手続きをしなければならなかったのです。



チケット交換ポイントは市中にいくつかあるものの、空港からいきなり行こうと思うと交通機関がわからなかったり、ちょっと遠かったりしてだいぶ難しい感じのようでした。

土地勘のない外国人としては結構ハードルが高そうな感じ。いやーたいへんだなー、億劫だなあ、って思ってたら、今年からシステムが改変されていました。



シンガポールエアショー 2020 行き方 eticket



なんと、今回からSISTICのウェブサイトからE-ticketが発行可能となりました!!


SISTICのサイトでオンライン購入手続きを行うとすぐにE-ticketが手元(メールボックス)に届き、これを印刷して持参するか、スマホにダウンロードしてバーコードを表示することができれば入場することが可能となります。

これだと、日本出国前に慣れた自宅のパソコンで印刷して用意できます。



ブラボー、すごく便利になりました!


ということで、SISTICからダウンロードしたE-ticketを印刷して持参したわけですが、今年から開始されたシステムですし、少し不安のまま先に進むことにします。


シンガポールエアショー 2020 入場方法 バリケード

建物の中に入ると長い列に対応できるようなバリケードが用意された空間にたどり着きます。

この先にいろいろあります。





進んでいくとまず先に現れるのがチケットをスキャンするところです。

チケットに表示されているバーコードをスキャンしてもらって次に進みます。

ドキドキしていたんですがおかげさまでE-ticketを提示したらバーコードリーダーで読み取ることができて、難なく中に入ることができました。

良かったよかった。





その次は荷物検査です。

金属が身体にあると弾かれますので、財布とかキーとか全部出します。

ぼくはいつもベルトが金属探知機に引っかかるのでベルトも取ってから検査に臨みました。


そして、シャトルバスに乗るための列に続きます。


ここまでかかった時間ですが、入場人数にもよりますが、バスに搭乗するまで10分以上はかかりました。混んでたら30分以上かかるんじゃないかな。


ということでたぶんこのあと理由も書きますが、シャトルバスに乗っている時間を含め、Expo駅に到着しておくべき時間は10時30分以前がベストでいいんじゃないかとかとはおもいます。もちろん体力等自身があれば早ければ早いほどいいんですけどね。






このあとバスに搭乗する写真を取り忘れたのでバス車内の写真となりますが、タイミングによってはこんな感じの写真が撮れる状態で立ったまま30分間くらいシャトルバスに乗車します。


たまにアパッチヘリコプターとか戦闘機がバスの車窓を横切りますが、飛行体が通り過ぎるたびに「あれはなんとかっていうヘリコプターだ」っていう感じで各国の言語で飛び交って結構盛り上がったりします。

多分軍人の人とか、戦闘機マニアとか、そういった人たちがこういうショーに来るんでしょうかね。





といっても、車窓からヘリコプターが見えているということは、すでに11時30分から開始される飛行展示が開催されているということです。


シンガポールエアショーは企業などの屋内展示と、実際の戦闘機などが設置されている屋外展示、あと、11時30分から40分間および、2時30分から40分間行われる飛行展示があります。せっかくだから飛行展示の午前の部から見たいよね。



だいたいみんな飛行展示が目的なんですけど、だって、シャトルバスにこんなに長く乗ってるなんて思わなかったのでこんな遅刻状態になっちゃったんです。次回参加を考えている人はもっと早めに出発しようね。


乗客の中には我先に会場でこの飛行展示を見たいといった感じでソワソワしだして、会場にバスが到着し次第駆け出して先に進む者もたくさんいました。





みんな走る走る!

そうだよね、せっかく来たんだからちゃんとみたいよね!


よっしゃーおれも急いで会場に行くぞー!








来たーーーーーーーーー






おーすばらしい!





これが見たかったんですよね。


このアクロバット飛行展示は、中国人民解放軍空軍のアクロバット飛行チームである八一飛行表演隊(八一飞行表演队)(bayi)によるものと思われます。






日本だとブルーインパルスみたいに練習機でこういうアクロバット飛行やると思うんだけど、中国人民解放軍だと練習機じゃなくてちゃんとしたマルチロール戦闘機使ってるんじゃないかと思うので飛行も本格的な感じはします。素人感想だけど。


パイロットの中には女性もいるし、人民解放軍こりゃまともじゃないですね、って思いながら眺めたりしました。


長くなったので後半に続きます


ついに本題(?)は、屋内展示、屋外展示そして、美味しいランチが登場します!!おたのしみに!!


>>後編「【シンガポールエアショー2020】(2)アンガスビーフバーガーとガーリックブラッツ BREWERKZ」に続く




Changi Exhibition Centre


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