甘口メロンスパ 喫茶マウンテン
2018/07/08

また行ってしまいました。名古屋昭和区のマウンテンです。
おもったよりは行くの大変なんですよここ。

去年行ってから1年以上経っているみたいですが、相変わらず駐車場は車でいっぱいです。
なぜにこんなに人気店なんでしょう。
リピーターも多いようですし、それほどになにか惹きつけられるものがあるのでしょうか。なぜ、みんなマウンテンに来てしまうんでしょうか?
「Because it's there.」
かつて登山家のジョージ・マロリーはエベレスト登山のときこう言いました。
そう、「そこには山があるから」なのです。
理屈では考えられない魅力がマウンテンにはあるんです。

さて、一度言いたかったフレーズを使ったところで、入山(入店)するとすでにたくさんのお客さんがいて、しかも沢山の人が入口で待っています。
入り口には上のような新メニューのPOPがたくさんあって、グランドメニューというか、いつものメニュー表以外からも、ここからも選ぶことができます。
というか、上のメニューみてどう考えても普通じゃないとお気づきかと思いますが、だいたいナポリタンライスの具が「サボテン」であったりとか、「プロジェクトスパ」っていうのは内容が全く見えてこないし、「抹茶しるこスパ」なんてどっちかというと冬に食べたい気もする。
「モモヒキ」っていうジュースはどんなひとが飲むのか気になるくらいわけがわかりません。
ということで「理屈では考えられない魅力」っていうのが少しは伝わったでしょうか。

店内はごった返していて、しかも、せっかく来たんだからといって一人で2つくらいのメニューを注文したり、複数注文してみんなでシェアして食べて帰るようです。
そうするとすごいのが、一人あたりの客単価だと思うんですけど、普通のファミレスや喫茶店に比べたらものすごい高いものとなっている気がする。そういう計算するとこういうお店の仕組みに圧倒されますね。
ちなみに、今回はグランドメニューの写真を撮ってないんですけど気になる方は前回の記事あたりをご確認ください。

さて、みんなのやってる複数注文方法を完全に無視して今日僕が注文したのはたったの一皿。
これは「甘口メロンスパ」です。
なぜこれにしたかというと、前の日にメロンを取り扱った番組がテレビで放映されていたので、メロン気分だったからです。
といっても、べつにメロンが食べたかったらこのお店にこだわることもなかったんですが、思いついてしまったんで食べることにしました。

生クリームがすごいですね。こんなに沢山の量が乗っているメニューはこれくらいでしょうか。
時間がたつにつれてスパの温かい温度で溶けてしまうので、生クリーム感を味わいたいならば早めに食べてしまったほうがいいかもしれません。
ここで感のいい方はおわかりかと思いますが「温かいので生クリームが溶ける前に食べたほうがいい」っていうシチュエーションは他の料理には殆どないはずなので、特異な状況であることはおわかりいただけると思います。
ちなみに生クリーム自体は思ったほど甘くはなかったです。

これこんなに緑色なんですけど、メロンシロップとかを使うとこうなるんでしょうか。
メロンそのままのエキスを使ってこんな色にならないんじゃないか。
とすると、色の濃さはメロンシロップ以外思いつかないので、パスタを調理するときにメロンシロップを入れていって、頃よく絡め炒めているのではないかと思いますが、味の観点からすると作られた甘さじゃなくて、自然のメロンからくる甘さがする気がするし、このへんはちょっと分析不足ではあります。
この前のテレビ放送をご覧になった方は気がついてるかもしれませんが、規格外のメロンから、メロンのピューレっぽいものを加工して作り出し、コンビニスイーツに利用するってやってたと思うんですけど、こういったお店でそういった単価の高いものを使うかどうか、流石にそこの判断は難しいところですよね。
おもったよりはコスト的に高いものを使っているとは思わない気はします。でもあのメロンの自然な味は忘れられませんので実の所は厨房でも眺めていないとわからない。
あと甘いだけで終わりじゃなくて、胡椒とかで味付けしてるかんじもする。

もちろんメロンも入っていましたよ!
熟した柔らかいものじゃなくて、かなり硬いものなんですけど、温かいメロンなんてあんまり食べないでしょ?
見た目硬い部位でも炒めるように温かく調理してあるので周りは柔らかく、中はサクサクしていてなんだか食感が面白い。温かいメロンうまいかも。
メロン味のスパゲッティーとしては全体的にまとまりがあるので結構完成形です。
甘口メロンスパ 900円
喫茶マウンテン
名古屋市昭和区滝川町47−86