石焼きスジカレー 牡丹園 (カリーラリー A-13)
2017/03/04

駅から歩くとブエナビスタの向こうの方。歩くと10分くらいかかりますかね。
目下松本市街地の中に内環状線を通そうと工事中で、この辺ちかくの中条跨線橋の架替を行っている最中です。店の前はなんだか騒々しい感じになっています。
さてこちらは焼肉屋さんということで、夜がメインのお店のようですが昼からはカレーをだしてくれています。
そうだ、カレーだーッ!!
ということで、今回もカリーラリーに参戦するべく行ってきました。牡丹園さんです。
普通の焼肉屋さんかと思って入ると、いきなり天井に太鼓が釣る下げられているのが見えます。

え?
まあ、よくわかりませんがこういうの嫌いじゃないですよ。
よく見ると太鼓以外にもいろいろあって、壁に絵画や、たくさんの写真やサインが貼ってありますね。
あれ、よく見ると徳永英明さんの写真がある?
なんと、2年前に、徳永英明さんが松本市内でコンサートを行った際、ここの「石焼きスジカレー」をテイクアウトをした経緯があるようです。
すごい!
けど、なんだかこの店舗わけがわからないもの多いですね。ついでですから他の写真も見てみましょう。そんなことしている間に、店主が話しかけてきたりします。以下、店主のお話しも盛り込んで解説していきます。

壁には他にも色々写真がありました。
サッカーJ1のマッシモ・フィッカデンティ監督と店主が一緒に記念撮影されている写真をはじめ、かつてJリーグで活躍したノ・ジョンユン選手、そして、過去に松本山雅FCで活躍していた、選手としては現役のキム・ボギョン選手の写真なんかもありますね。
この焼肉屋さんの店主は韓国人のようで、さらにプロサッカー選手や監督が度々訪問してくる焼肉屋さんのようです。
松本山雅の試合があると選手が来てくれるそうで、そういった逸話を店主がガンガン話してきます。
もしかしたら、ここはサッカーファンにはたまらない場所かもしれません。店主と仲良くなると飾ってない写真とかも奥からだして来て見せてくれます。サッカー好きな人は一度行ってみると面白いかも。

さて、店主と戯れている間に石焼きスジカレーがやって来ます。
「石焼き」ですから、グツグツとものすごい音がしてやって来ます。この鉄のお椀に触ったとしたらひとたまりもなく火傷するでしょう。
徳永英明さんこんなのテイクアウトしたのか!
すごいけど、けっこう無茶ですなー。
テイストは石焼ビビンパなので、ここはひとつ、スプーンでぐるぐるかき混ぜてみましょう!

混ぜた後はこんな感じ。
混ぜている間のジュージュー言う音と、鉄で焦がされるカレーと具材の香りがまたたまりません!!
混ぜたあとは、とろけるチーズと温玉がうまい具合に混ざり合いました。
かき混ぜたおかげで牛すじ肉が見えていますね。食べてみたところ、焼肉屋さんらしく美味しい筋の部分が、とろとろにとろけるまで煮込まれていますので、バッチリやわらかーで、とっても美味です。
とろけるチーズが混ざり合うとコクが出てきますから、舌の上で重厚感が増しますね。ここに、温玉のとろみが加わってカレーを2段階くらい味わい深くしていきます。実に素晴らしい。テイクアウトして食べたくなるのもわかります。

ランチにはこの他に神戸牛カルビ定食や、石焼きビビンパなどがあるようです。カレー以外のお昼も肉中心でいいですね。

店舗前が騒々しくて見つけにくいかな―とは思っていたんですが、これくらい派手ですのですぐ見つかりました。店主にもよく宣伝しておくように言われましたので、これを読んだみなさんはすぐにカレー食べに行ってみましょう。
いやでも店主はどちらかと言うと、焼肉食べに来いって言ってたかな。
石焼きスジカレー 1200円
牡丹園
松本市本庄1-14-10