プーパッポンカレー ปูผัดผงกะหรี่ ソンブーンシーフード セントラルエンバシー店
2017/07/22

前回の記事から少し時間が空いてしまいましたが、この前行ってきたバンコクでのお昼ごはんの続きを忘れないうちに書いておきたいと思います。

前回はセントラルエンバシーというショッピングセンターのイータイというフードコートでご飯を食べました。
結構広くて面白かったんですけど、同じセントラルエンバシーの5階にレストラン街のフロアがあって、そこにも行ってみたりしました。(理由は、ホテルがここから近かったからなんですけど)
といってもなんと、このショッピングセンターにはびっくりするほど日本食のレストランがたくさんありました。
こういった高級ショッピングセンターにわざわざ日本食料理店が出店していたりするところを見ると、どうやら日本食は高級食として捉えられていて、バンコクの富裕層の人たちに重宝されているのではないかという予想が立てられます。
いやもしかしたら、日本からの駐在の人が結構多くて、そういう人も好んで来てるのかもしれないけどね。でもとにかく需要はありそうです。
ということでまずはこのセントラルエンバシーにどんな日本食料理店があるのか市場調査してみましょう。

東京の青山に本店があるとんかつの「まい泉」です。
タイに9店舗あるようですが、タイ人もとんかつ食べちゃうんですね。

焼き肉の「鉄 TETSU」というお店もありました。
ホームページはここですが、全く字が読めないんであれですが、たぶんタイのローカルな会社が日本っぽい焼肉店を作っている模様です。

こちら、しゃぶしゃぶとすき焼きを食べさせてくれる「鍋ぞう PREMIUM」です。
東京を始めとした関東にあるお店ですが、ここではプレミアムって名前がついているので、さぞかし高級なお肉が提供されるのではないかと思います。実際に入ってないからわかりませんよ。

「ゆう YUUTARO」です。
どうやらタイに3店舗くらいあるそうですが、寿司や刺し身、天ぷらなどを食べさせてくれるようです。これもタイローカルの会社がやってるかもしれないです。
このほかにも日向鮨とかありましたが写真がなかったです。
結構タイローカルの会社も頑張っているみたいで色々誘致したり、自前でお店を用意したり、なんだか日本食ブームでも起こっているような雰囲気です。こういうのいいですね。
こういうお店を眺めているだけでも、日本文化が世界に発信されていて、だんだんと浸透していきそうな場面がなんとなくわかった気がします。

さて、こういった日本料理店をかき分けてやって来たのが奥の方にあった「ソンブーンシーフード」です。
ここに行ってみたかったんですよここ。
ここの謎なカレーが食べてみたかった。
お店に入って、席に通されます。
渡されたメニューを見ると、

あれ、なんとカニカニカニ!!!!!!

次のページもカニカニ!!
ほんとにまじでこんなにでかいカニがお皿いっぱいに乗ってくるんですか??
すごいなー。

ああなるほど、お店のロゴもカニ。
ここはカニのお店のようです。

ということで目的のページはこれ。
プーパッポンカリー(カニのカレー炒め)です。
ちゃんと日本語で書いてあってわかりやすいですね。「他店とは一味違います」って書いてあるし、日本語だし、バンコクすごいです。
でもこのページ、カニに睨まれている感じで少し緊張する・・。
一味違うこの眼差し。爪がちょっと怖い。
あまりにも緊張したのでとりあえずSサイズを注文。後々失敗したことに気がつくんですが、これだけだと量が少ないです。

やってきたのがこれ。
あーやっぱ少ない気がする。
でもとりあえず、ちゃんとガイドブックで下調べしたし、食べたかったのでこれだけ平らげて帰ることにしましょう。

実際のところ、カレーと言いながら僕ら日本人が想像しているカレーとは一味も二味も違います。
カニ自体をカレースパイスで炒めて、そこに卵を加えたものと言ったらわかりやすいかな。
食べているもののほとんど本体は蟹肉と卵です。
殻は食べられないからね。
だいたいおわかりかと思いますが、蟹肉って単体にそんなにたくさんあるものでもないし、卵は調理するとふわふわしているだけでそんなに量があるものではありません。
しかもSサイズですからね。蟹の殻ばっかりでそれほど食べれる箇所はないです。

頑張って食べるとこんな感じになります。
これ皆同じように食べてるんですかね。
もしかして、これはいくつかあるおかずのうちの一つとして注文するべきであって、これだけ注文するって人はあんまりいないのかもしれません。
中華料理で豚足だけ頼んで食べて帰る人いないですよね。チャーハンとか天津飯とかラーメンとか食べたくなりますよね?何かと合わせて初めて総合的に楽しめるやつかもしれません。
例えがあっているかわかりませんがそういうことかも。

とりあえず美味しくいただきました。
この写真いいですね。ティッシュの散乱具合が苦戦を強いられた形跡として垣間見れます。
ということで、これ、今回は下見ということにして次回バンコクを訪れたときのリベンジ案件として楽しみにとっておきましょう。
次回までに勉強しておいて、もっとほかのカニ料理なども一緒に美味しく食べたいところです。

ちなみにですが、3階には日本企業の無印良品があったりしました。
買い忘れた細々とした必需品があったらここで買い揃えれば便利かもしれませんね。
プーパッポンカリーS 380バーツ
ソンブーンシーフード セントラルエンバシー店
Somboon Seafood
5th fl., Central Embassy 1031 Ploenchit Rd, Lumpini,, Khwaeng Lumphini, Khet Pathum Wan, Krung Thep Maha Nakhon