信州味噌味噌漬け炙りチャーシュー麺 麺場田所商店 諏訪IC店
2019/12/23

先日隣の蕎麦屋さんのレポートを書いたんですけど、今日はもう片方の店舗です。
12月9日にオープンしたようでしたので先日早速行ってみたところです。
本店が幕張にあって、王滝グループがフランチャイズしているものと思われます。

大きな樽の看板ですね。
丸い感じなので樽を模したものだとは思うんですけど、実際あんまり味噌蔵に入ったことがないのでほんとにこんな感じかどうかよくわからないです。
長野県の味噌生産量は全国の半分くらいなので、長野県民は味噌に不自由することはないくらい多種多様に触れてるけど、さすがに味噌蔵に入ったことのある長野県民は少ないでしょうな。

店内に入るといきなり目に入る看板はこんな感じでした。ぼくら日本人にとっては宝のようですね。たしかにお味噌は他の国では作っていない。
比較してみると韓国人にとってはキムチが宝で、ベトナム人にとってはヌクマムが宝とか、そういったニュアンスなんですかね。
でも、キムチフレーバーのソースとかなんか世界中にあるからキムチはグローバル化してるっぽいし、ローカル調味料だからどっちかというとヌクマムみたいな感じかもしれないけど、タイにナンプラーっていうのがあってヌクマムとだいぶ似てて、あんまり単一国独特な風味のものではないのかもしれない。
そう考えると最近は世界中で味噌が流行りだしているし、中国や韓国には味噌によく似た「醤」がたくさんある。味噌は今の時代一概になにか日本だけにとどまるって感じのものじゃないか。
うーん、宝物の意味にはもっと機能的な点に着目して健康になれるとかそういうことも含まれるのだろうか。
まあよくわからないけど日本人なら日本の味噌を重宝してたっぷり楽しみましょうってことなのかな。
ということでいろいろ考えているとお腹も減ってきますのでメニューを見ることにしましょう。

なるほどチャーシューは味噌漬けにして炙るやつなんですね。文字を見ただけで香ばしい感じがする。
取り扱いとしては大きく3種類の味噌があるらしく、信州味噌と北海道味噌、そして九州の麦味噌が選択できる感じの構成になっていました。

商品がいっぱいあるように見えるメニューですが、具材は一緒で味噌の違いがあるものがいくつかあります。
北海道味噌と信州味噌はたぶん米麹の味噌なのでだいぶ近いんですけど、とくに北海道味噌は、信州味噌とちがうところとして熟成度合いが違うので風味を楽しむ感じかもしれません。
信州味噌はみんな食べてるからわかるよね。オーソドックスなやつです。
九州の味噌は麦の麹を使っているのでいくぶんか風味は違いますよね。
ということで、こういうのって食べ比べないとわかんないんだけど、きょうのところは基本的な信州味噌のチャーシューのやつにしますか。

注文後はちょっと興味があって樽看板の裏側を撮影してみました。
あーこうなってるのかー。
うえのほうで青空がよく見える。

やってきたラーメンはこれでした。
チャーシューは3枚ですね。
おつゆはガツンとしすぎず爽やかでした。他の味噌だともうちょっと塩分濃いのかもしれないけどどうなんだろ。もちろん味噌の風味は十分に堪能できますのでそのへんは外れはありません。
真ん中の肉味噌がいいですね。これをおつゆに溶かしながら食べるのが美味しくなるコツだと思っています。もちろんこれだけそのまま食べてもいいんですけどね。

麺はちょっと縮れているもので多少太め。というかこれ以上太いのってあんまないか。
味噌ラーメンは太めがいいよね。

炙りチャーシュー近景はこちら。
焦げてるところが香ばしい。素敵。
信州味噌味噌漬け炙りチャーシュー麺 1110円
蔵出し味噌 麺場田所商店 諏訪IC店
諏訪市大字四賀1829−1